カサゴ(アラカブ)

カサゴ(アラカブ)
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沿岸の岩礁帯に棲む代表的な礁魚

“あらかぶ”の名で親しまれ年間通じて旨い魚です。(10月~11月に交尾。卵の成熟を待って受精。体内で孵化した仔魚は1月~3月頃に体外に出産されま す。)脂が乗っている割には身に締りがあってほのかな甘みと旨みがある白身魚ですが、頭が大きいため歩留まりが悪く、最適な食べ方は“煮付け”です。煮付 けにすれば良い味が出て皮も頭にある小さな身も食べられます。一般的には大きいサイズのものは刺身、小さいサイズのものは丸ごと味噌汁や唐揚げが一番。刺 身はポン酢で食し、味噌汁は丁寧に灰汁を取ること、唐揚げは二度揚げすると骨まで食べられます。また、煮汁が良く出るのでブイヤベースやアクアバッツァに は最適です。

声
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平戸市漁業協同組合
白浜地区延縄部会
宮木 清さん

「平戸瀬戸は、あらかぶやハタ類など磯根資源の宝庫。食品偽装の問題が浮き彫りになっている中、この地元の恵まれた食材を、みなさんにも食べていただきながら認識を新たにし、一緒になって地域の食材を守っていくことが大切ではないでしょうか。これからも、若い世代に恵みの海を大切にする心を受け継いでほしい。」

周年に延縄によるアラカブ漁を行っている。12月~2月にかけては、ホコ突き漁も併せて行い、アワビやサザエ、ナマコ漁も行っている。

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▲左:平戸瀬戸を主な漁場とする白浜地区では、約20人の漁業者が連日延縄漁を営んでいる。
▲中・右:あらかぶを獲る延縄漁は、高齢者でも操業が可能で地道な漁法だが、着目すべき点も多い大切な地域資源と言える。

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