タコ

タコ
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甘みが強い旬のタコは隠れた一級品

日本は、世界中のタコの約六割を消費する世界一のタコ消費国です。その消費されるタコのほとんどは、西アフリカ産の冷凍輸入もので、地元で獲れた天然のタコが、いかに貴重かうかがえます。狭い岩の隙間に潜り込む習性を利用したタコ壺漁は、タコ漁独特のもので、素焼きのタコ壺が浜辺に積まれている光景は、漁村風景のひとつとなっています。タコは低カロリー、高タンパク質で、特にタウリンが豊富なうえにまた、亜鉛も多く含み、初夏にかけてうま味が増します。一般的には、一旦、茹でたものを刺身や酢の物にして食べられます。輸入ものは国産のものに比べて色が薄く、吸盤の中が白いのに比べて国内産は吸盤の中も含めて小豆色になります。

声
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中野漁業協同組合
土肥 勇三さん

「タコつぼ漁を始めて兄が50年、私が40年になります。今では、タコつぼ漁が生活の一部になってしまいました。自宅でゆでダコを製造・販売しているので、ゆでダコを作る姿に、観光客が物珍しさで立ち寄ることもあります。それがきっかけで常連になってくれる人もいます。ゆでダコの味に自信を持っていますが、ひと口食べておいしいと言われたら、やはりうれしいものです。」

兄の昭さんと“兄弟舟”でタコつぼ漁を営む。自宅では、「ゆでダコ」の販売も行っており“タコ”に関して造詣が深い。

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▲左:平戸島東部に位置する川内港。古くから真珠養殖も行われている 。
▲中:釜ゆでのタコ。ゆでる前にしっかりと塩でもまれ、お湯には身を柔らかくする酢と茶葉が少量入っている。
▲右:水揚げされるタコ。生簀の中で重ならないよう、浮き代わりの発泡スチロールと一緒に袋に入れられている。

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